『日本の寝室と寝具』は、寝心地と居心地を両立した寝室づくりのための専門メディアです。
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選び方やお手入れ方法といったの寝具の知恵と、間取りに合わせたレイアウトなどの寝室の知恵をご紹介します。
日本人は世界一(OECD諸国の中で)睡眠時間が短いと言われていますが、座る時間に関しては世界一長いそうです。平均睡眠時間の7時間22分に学校や仕事等で座る時間の5時間前後を加えると、1日の半分以上を寝るか座るかをしていることが分かります。つまり、この時の姿勢が健康にも大きな影響を及ぼすことは容易に理解できることです。
神川 康子
大谷翔平選手のご家族に女のお子さんが誕生して、とても嬉しいニュースとなっています。大谷翔平選手ご自身が睡眠を大切にすることでも有名ですので、お子様の睡眠も大切になさるのではないかと想像しています。今回は「子どもの脳の発達と睡眠」についてお話いたします。
神川 康子
どんなに歴史を積み重ねても、科学技術が進化しても変えられないのは、「ヒト」としての動物の部分です。どんなに努力してもヒトは、フクロウやコウモリのように夜行性にはなれないので、仕事やゲーム、趣味などで無理やり夜行性の行動を続けることはリスクを伴うことになりやすいのです。
神川 康子
今から35年ほど前だから許された、ヒトの「断眠実験」の結果が、現在でも睡眠研究を続けている原動力になっています。 先日、講演先の聴衆の中から「私、断眠実験に参加したあの時の学生です」という、50代半ばの方に声をかけてもらいました。大変な実験だったので、懐かしくもあり、よく覚えていますと言って頂きました。
神川 康子
良質な睡眠には免疫力を高めてくれる力があることは、多くの方々が知るところです。しかし、ちょっとくらい大丈夫だろうと睡眠を侮った時に風邪などがすきをついてくるという生活体験もあり、「睡眠大事!」と薄々感じている方も多いのではないでしょうか。調査研究によると睡眠時間が5~6時間の人の風邪のひきやすさは4.24倍、5時間未満になると4.5倍になるというデータが有ります。
神川 康子
今年はどんな一年だったでしょうか。地震や自然災害に振り回された一年でもあり、夏の猛暑も長く続き、体力を消耗された方々も多いかもしれません。充実した一年だったという方々にとっても、そろそろ年末の大掃除とともに、心身の疲れも一掃したい頃ではないでしょうか。一年を振り返り、生活を見直しながら、新年に向けて心と身体のリセットを試みたいものです。
神川 康子
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睡眠に関する新たな取り組みや知見について、厳選したニュースをお届けします。