
マットレストッパーとは、寝心地の悪いマットレスを改善するために使用するサポート寝具です。マットレストッパーを使うと「新しくマットレスを購入したのに期待した寝心地と違った」「マットレスがへたってきたけど買い替えるほどではない」という悩みを軽減できます。 マットレストッパーに期待できる5つの効果や、その他の上に敷く寝具との違い、自分に合うマットレストッパーの選び方と使い方を解説します。
マットレストッパーの目的とは

マットレストッパーとは、マットレスの寝心地を今よりも快適にするために使うサポート寝具です。そのため、現在のマットレスに満足している場合は必要ありません。 マットレストッパーの厚みは素材にもよりますが、4cm~9cm程度です。マットレスを買ったばかりで体に合わなかったり、予算の問題があったりなど、あらゆる理由ですぐに買い替えられない場合に、低予算で寝心地を改善できます。
マットレストッパーに期待できる5つの効果

「マットレストッパーはいらないのでは?」と考えている人に向けて、使用することで期待できる効果を5つ紹介します。
1.寝心地が良くなる
マットレストッパーの役割は、使用中のマットレスの寝心地を良くすることです。使用年数が長くなり劣化している場合や、新しくマットレスを買ったのに寝心地が合わなかった場合などに使用します。 寝心地の根本改善にはマットレスの買い替えが有効ですが、どのタイプのマットレスも比較的高価で、すぐに買い替えるのが難しい場合もあるでしょう。マットレストッパーの相場は数千円から高くても3万円程度のため、手軽に寝心地を改善できます。
2.マットレスの柔らかさが変えられる
マットレスは種類や素材によって硬く感じたり、経年劣化のへたりによる硬さが生じたりする場合があります。 そんなとき、自分好みの素材のマットレストッパーを使用することで、好みの柔らかさに変えられます。硬さが気になる場合は、低反発素材や天然素材のマットレストッパーを選ぶと良いでしょう。
3.寝る姿勢が良くなる
マットレストッパーを使うとマットレスの柔らかさを変えられるため、寝る姿勢が改善されます。マットレスが柔らかすぎたり、凹みがあったりすると、体の一部が沈み込む原因になります。体圧分散が正しくできないままでは、肩こりや腰痛につながりかねません。 体に合ったマットレストッパーを使用すると、背骨がなだらかなS字を描いている状態になるようサポートできるため、正しい寝る姿勢を保てます。根本的な改善にはマットレスの買い替えが一番ですが、今よりも悪化させないための応急処置にマットレストッパーは有効です。
4.睡眠の質の向上に期待できる
睡眠の質を左右する要素は数多くありますが、その中に寝具も含まれます。体に合わないマットレスを使用していると、寝心地の悪さから睡眠の途中で目が覚めてしまったり、思うように寝返りを打てなかったりと、睡眠の質が低下する恐れがあります。 マットレスが体に合わないと感じつつも、買い替えに躊躇している場合は、マットレストッパーを使うと寝心地が改善され、結果的に睡眠の質も向上するでしょう。
5.マットレスを長く使用できる
マットレスには寿命があり、使用を続けると徐々に劣化していきます。ウレタンがへたったり、中に入っているコイルが傷んだりすると、体へのフィット感が損なわれ、寝心地の悪化や体の痛みなどにつながることも。 マットレスが寿命を迎えたときは買い替えるのが一番ですが、少しでも長く使いたい場合はマットレストッパーが活躍します。使用することで、マットレスの傷みによって生じている体への負担が改善されるため、経年劣化しているマットレスを延命できます。 ただ、マットレストッパーはあくまでもサポート寝具ですので、寿命を迎えたマットレスはなるべく早く買い替えることをおすすめします。 以下の記事も参考にして。マットレスの寝心地アップを目指しましょう。
マットレスの上に敷く他の寝具との違い

マットレストッパーと同様に、マットレスの上に敷くものは他にもいくつかあります。 しかし、それぞれの用途の違いがいまいちピンとこないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。 それぞれ、使用目的の違いを確認していきましょう。
敷きパッド:温度調節するもの
マットレストッパーは寝心地の改善のために使用しますが、敷きパッドは気持ちよく眠れるよう、温度調節するために用いられます。 敷きパッドは、マットレスにシーツをかけた上に敷くため、直接肌に触れる寝具です。そのため、季節ごとの不快感を軽減するのに役立ちます。例えば、寝苦しい夜が続く夏にはひんやりとした冷感のある素材、冬には手足が冷えないよう保温素材の敷きパッドを使います。 なお、敷きパッドは基本的に洗濯可能ですが、マットレストッパーは洗濯不可のものがほとんどです。ただ、なかには一部分のみ、カバーのみ洗濯可能なマットレストッパーもあります。
ベッドパッド:吸水性・吸湿性があるもの
ベッドパッドは、マットレストッパーと同じマットレスとシーツの間に敷く寝具で、一般的に2cm以下のものを指します。敷きパッドとは違い、直接肌には触れません。 マットレストッパーとは、使用する目的が異なります。マットレストッパーは寝心地を改善するため、ベッドパッドは寝汗を吸収し、マットレスを汚れから守るために使用します。
プロテクター:汚れから守るもの
プロテクターはマットレストッパーにはない皮脂や寝汗などの汚れからマットレスを守る機能があります。必ず使用する寝具でない点においては、マットレストッパーと同様です。 <プロテクターの使用が向いている人>
- 子どものおねしょ、ペットの粗相に困っている
- 清潔を長く保ちたい
- ハウスダストアレルギーがある
- 湿気がこもるのを防ぎたい
マットレストッパーの選び方【素材別】

マットレストッパーには、低反発・高反発ウレタンや凸凹ウレタンフォーム、天然素材のものがあります。素材ごとの特徴を紹介します。
低反発ウレタン
低反発ウレタンの特徴は、柔らかさがあり体型や体のラインに応じてマットレストッパーの形が変わるため、体の表面にかかる圧力を分散できることです。寝転がると沈み込む感じがあり、トッパーが体に密着します。 密着する面積が多いので熱や湿気が溜まりやすく、汗をかきやすい人やさらっとした寝心地が好みの人には向きません。低反発ウレタンは、マットレスが硬くて体が痛いと感じる人におすすめです。
高反発ウレタン
高反発ウレタンの特徴は硬めの質感です。横になったときに体が沈み込まないので寝返りを打ちやすく、腰への負担を減らしてくれるので腰痛の人に向いています。通気性が高いという特徴があり汗かきの人に向いています。
凸凹ウレタンフォーム
凸凹ウレタンフォームは、表面が凸凹していて体を面ではなく点で支える特徴があります。体を点で支えるため、体の表面にかかる圧力を分散でき、正しい寝姿勢を維持しやすいので体に負担をかけず眠れるでしょう。 凸凹ウレタンフォームは体に密着せず使えるので、低反発も高反発も合わない人に向いています。
羊毛、羽毛などの天然素材
羊毛や羽毛、フェザーなど天然素材でつくられたマットレストッパーは、柔らかく通気性や保温性に優れています。化学繊維であるウレタン素材が苦手な人に向いています。
マットレストッパーの選び方【性能別】

マットレストッパーを選ぶ際に着目したい、厚さと通気性について紹介します。
寝心地の改善は5cm以上の厚みを目安に選ぶ
マットレストッパーの厚みは製品によって異なりますが、寝心地を改善できると言われるのは5cm以上のものです。それより薄いと横になったときに底つき感があり、快適な寝心地を得られにくいでしょう。
カビ・ダニ対策は通気性を重視する
マットレストッパーのデメリットは、マットレスとの間に湿気が溜まり、カビが生えやすい点です。衛生的に使うため、通気性の良いマットレストッパーを選びましょう。ファイバー素材が通気性に優れています。
マットレストッパーの使い方

マットレストッパーは、マットレスの上に敷いて使います。敷く順番は下から以下の通りです。
- マットレス
- マットレストッパー
- ベッドパッド
- シーツ
- 敷きパッド
マットレストッパーはファイバー素材など通気性の良いものであっても、使用しているうちに湿気が溜まるため、定期的に陰干しをしましょう。陰干しの目安は3日~1週間に1度程度です。 なお、上記の寝具のうちマットレストッパーとベッドパッドは、現在の寝心地や寝具に満足していれば使用する必要はありません。
マットレストッパーを使うときの注意点

マットレストッパーを効果的に使うには2つの注意点があります。これから解説していきますので参考にしてみてください。
寿命は2~3年
マットレストッパーの寿命は2~3年と言われています。マットレスより薄いため体重の影響を受けやすく、へたるのが早いからです。一方、マットレスの寿命は素材によりますが3~10年ほどです。 5~7万円のマットレスを1回買い替えるのであれば、1~2万円のマットレストッパーを2回買い替える方が衛生的で経済的と言えます。 なお、へたったマットレストッパーは十分に効果を発揮できません。弾力性がなくなり、寝心地が悪くなってきたら寿命を迎えている可能性があります。
マットレストッパーだけで使わない
マットレストッパーは、サポート寝具のため単体で使うようには作られていません。 製品によってはマットレストッパーだけで寝る想定のものもありますが、厚みが3cm~5cm程度なので、底つき感があるだけでなく睡眠姿勢が崩れたり腰痛に悪影響を与えたりします。マットレストッパーのメリットを活かすためにも、単体での使用は控えましょう。
エムールのマットレストッパー3選
マットレストッパーといっても、どのようなものがあるのか疑問に思う方もいるかもしれません。 様々な寝具を取りそろえるエムールは、マットレストッパーも扱っています。 ここで、エムールのマットレストッパーを2点紹介します。
【LEVIA】 オーバーレイマットレス
<強力な反発力で寝返りサポート> やわらかなのにしっかり弾む高弾性フォームが、自然な寝返りをサポート。身体への負担を軽減し、快適な眠りへ導きます。 <重ね使いでもズレにくい> オーバーレイ使用時に起こりやすい、寝返りによるマットレスのズレ。底面の滑り止めメッシュ素材がズレを軽減し、しっかりグリップ。朝まで快適な寝姿勢をサポートします。
| サイズ | セミシングル | 約幅97×奥行195×厚さ4cm |
|---|---|---|
| シングル | 約幅120×奥行195×厚さ4cm | |
| セミダブル | 約幅140×奥行195×厚さ4cm | |
| クイーン | 約幅160×奥行195×厚さ4cm | |
| 組成 | 側生地 | 表面/側面:ナイロン85%、ポリウレタン15%(ストレッチ生地) 底面:ポリエステル100%(滑り止め生地) |
| 中材 | ウレタンフォーム 70D/90NT | |
| 重量 | セミシングル | 約6.49kg |
| シングル | 約8.03kg | |
| セミダブル | 約9.37kg | |
| クイーン | 約10.71kg | |
| お手入れ方法 | カバーは洗濯機洗い可能 ※洗濯ネットをご使用ください。 ※中材のウレタンは洗えません。 |
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【AirRuss】 丸洗いできる マットレストッパー
<重ねるだけで寝心地アップ> 今お使いのマットレスや敷布団の上に敷くだけで、弾力性が増し、体圧分散性が向上。腰を中心とした体への負担を軽減し、より快適な睡眠環境へと導きます。 <熱がこもらずムレにくい新素材> 中材にダブルラッセル構造を採用。熱を溜め込まない構造なので、真夏でもサラッと快適。暑い季節に感じやすい“暑さ”や“蒸れ”の悩みを解消し、汗ばむ季節でも心地よくお使いいただけます。
| サイズ | シングル | 約幅100×奥行200×厚さ4cm |
|---|---|---|
| 組成 | アウターカバー | 側生地:ポリエステル100%(メッシュ生地) |
| 中材 | 中材:ポリエステル100%(立体構造編み物) | |
| 重量 | シングル |
総重量:約2.5kg (トッパー単体:約1.9kg) |
| お手入れ方法 |
シャワーなどで丸洗い可能 ※十分な大きさがあれば、家庭用洗濯機での丸洗いも可能。 (洗濯ネット使用推奨) ※コインランドリーであれば乾燥も可能。 ※変形の原因となりますので、乾燥後は速やかに出してください。 |
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マットレストッパーは寝心地の改善に役立つ

マットレストッパーは、寝心地の良さを改善するために使うサポート寝具です。使用がおすすめなのは、寝心地の悪さに悩んでいる人や、マットレスの買い替えに躊躇している人です。 寝返りが打ちにくい、起きると体が痛い、寝ている途中に目が覚めてしまうなど、睡眠に関する悩みを抱えている人は、まずはマットレスの買い替えを、次にマットレストッパーの使用を検討してはいかがでしょうか。