
マットレスの基本的な使い方

ベッドフレームの上に置く
マットレスはベッドフレームの上に置いて使用します。湿気やホコリがたまりにくくなるためです。また、床からの距離が離れるため、床付近だと影響を受けやすいドアの隙間風を避けやすくなります。 床に直置きするとマットレスに悪影響であることも、ベッドフレームの使用が基本とされる理由です。床に直置きした場合のことについては、後の章「マットレスの使い方で注意したいこと」で解説します。マットレスの上に敷くものと一緒に使う
マットレスは、基本的にはシーツと併用する必要があります。マットレス単体で使用すると、汚れやすく、カビ・ダニが発生しやすくなるためです。また、温度調節から汚れ防止までしてくれる敷きパッドもあった方が良いでしょう。 シーツや敷きパッドを用いた場合の使い方は以下の通りです。 【パターン1:マットレス+シーツ】 最低限、マットレスの上にシーツは必要です。マットレスの清潔を保ち、カビ・ダニを発生しづらくさせます。また、中材の劣化をある程度防ぐことも可能です。 【パターン2:マットレス+シーツ+敷きパッド】 シーツを被せたマットレスに、敷きパッドを置くパターンです。マットレスのカビ・ダニ・汚れ対策がしっかりとできます。 また、使用する季節に合わせた素材の敷きパッドによって、寝ている間の温度調節がしやすくなるでしょう。敷きパッドは一番上に敷く寝具のため、触り心地を変えたいときにも便利です。 マットレスの上に敷く寝具は他にもあります。その他の上に敷くものについては、以下をチェックしてみてください。マットレスにあると便利な5つの寝具

プロテクター
プロテクターとは、マットレスが皮脂や汗などで汚れないように使われるものです。マットレスの上、シーツの下に来るよう設置します。マットレスの表から裏面まで覆えるようになっているので、隅々まで汚れから守りたい場合におすすめです。ベッドパッド・マットレストッパー
ベッドマット・マットレストッパーは、体圧分散の役割を持つアイテムです。寝心地を改善したいときや、マットレスのやわらかさを変更したいときなどに用います。 これらは、マットレスの直上に敷くのが基本です。プロテクターがある場合は、その上に置きます。除湿シート
湿気対策を強化したい場合は、除湿シートを検討してみてください。マットレス単体では発散しきれない湿気を取り除き、よりダニ・カビ対策がしっかりとできます。使用する場合は、ベッドフレームとマットレスとの間に設置しましょう。防水シーツ
小さな子どもが寝るマットレスには、防水シートはいかがでしょうか。水分を弾く素材が使われており、子どもがおねしょしたときや、飲み物をこぼしたときも安心です。ズレ防止シート
寝ているうちに、マットレスとベッドフレームの位置がズレてしまう場合は、摩擦が起きやすくなる加工が施されたズレ防止シートを試してみてください。 これは、ベッドフレームとマットレスとの間に設置します。しかし、ベッドフレーム一面に設置すると、マットレスとの間の通気性が悪くなる可能性があるので、フレームの四隅にだけ付けるなどがおすすめです。マットレスの使い方で注意したいこと

注意1. 敷き布団と一緒に使う
マットレスの上に敷き布団を敷くのはおすすめできません。 マットレスとの間に湿気がたまり、カビが発生してしまう可能性があります。また、敷き布団がマットレスからズレていき、ベッドから落下してしまうことも。 もともとマットレスは、敷き布団なしで使用できるよう設計されています。購入時は、そのままでも快適に眠れるようなものを選びましょう。注意2. 床に直置きする
床に直置きすると、マットレス自体に悪影響が出ます。 例えば、床とマットレスの間の風通しが悪くなり、カビが発生しやすくなるかもしれません。また、マットレスの真下にあるゴミを取り除くのに、毎度重いマットレスを持ち上げなければならないというデメリットもあります。 ただし、床置き用のマットレスは別です。フローリングや畳の上に直接起きたい場合には、床置き専用のマットレスを購入するのが良いでしょう。毎日畳んで収納したい場合は、折りたたみ式のマットレスもチェックしてみてください。詳細はこちら
マットレスは基本の使い方で丁寧に愛用しよう
