フジ医療器が「第10回 睡眠に関する調査」を実施

2023年1月27日

エムール睡眠・生活研究所

睡眠への不満が「ある」と回答した人は全体の94%に

株式会社フジ医療器が2022年12月8日から12月14日にかけて、全国の20歳以上の男女3,484人を対象に「第10回 睡眠に関する調査」を実施、その結果を1月19日に発表した。

同調査において、「睡眠に不満はありますか?」と質問したところ、「ある」との回答が全体の94%にも上っていることが分かった。「睡眠に関して最も不満に感じることは何ですか?」という質問では、「何度か目が覚める」との回答が17.1%で最多、続いて「寝ても疲れが取れない」が14.4%、「トイレが近い」が14.1%などとなっている。

「睡眠に不満がある原因は何だと思いますか?」と聞くと、「ストレス」との回答が最も多く49.5%で、「加齢」が47.8%、「手足の冷え」が19.0%などと続く結果が得られた。

快眠をとるための工夫、「入浴をする」が最多回答に

「快眠をとるために工夫していることはありますか?」という質問をしたところ、「入浴をする」との回答が40.6%で最多となり、「マッサージをする」が23.7%、「ストレッチをする」が23.1%などとなった。

また、「工夫を実施した日は効果を得られていますか?」と聞くと、「その他」を除いて最多回答となったのが、「より快適な掛布団・毛布を使用」で21.1%、「より快適な敷布団・ベッドを使用」が17.3%、「寝室の環境の調整(温度・湿度・明るさなど)」が15.8%と続いていることが分かった。

更に「睡眠改善のために何か購入をしたことはありますか?」と聞くと、「枕」との回答が最多の50.1%で、「睡眠改善のためにこれから購入したいものはありますか?」という質問では、「購入は検討していない」が35.9%という結果が得られている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社フジ医療器 プレスリリース
https://www.fujiiryoki.co.jp/company/news/news2/n178.html

株式会社フジ医療器のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000065996.html

執筆者/監修
Author

エムール睡眠・生活研究所

  • 【所長・主席研究員】神川 康子 富山大学 名誉教授 博士(学術)一般社団法人日本睡眠改善協議会理事。日本眠育協議会理事。富山県公安委員会委員。富山県社会福祉協議会理事。
  • 【所属有資格者】 日本睡眠改善協議会認定 上級睡眠改善インストラクター 1名/睡眠改善インストラクター 6名 日本睡眠教育機構認定 睡眠健康指導士上級 2名/睡眠健康指導士 11名
  • 【活動内容】 「続けられる具体的な睡眠改善」をテーマに、専門的な見地からのデータ収集と分析及びソリューション開発を目的として設立。 寝具や寝室環境に関する調査研究や睡眠教育など広く社会に役立つ研究開発と知識啓発を行っている。 詳細はこちら https://nemuri-kurashi.jp/activities/