バスリエがサウナと睡眠に関するアンケート調査を開始

2023年5月11日

エムール睡眠・生活研究所

サウナが睡眠にもたらす効果を紹介

「お風呂メディア」を運営するバスリエ株式会社(以下、バスリエ)がサウナに入っている人のうち、どのくらいの人が睡眠の質改善を感じているのか、またどういった工夫をしているのか、調査を開始し、既に明らかになっているサウナが睡眠にもたらす効果を5月2日に紹介した。

ウェットサウナ(60℃)の1セット(15分)で0.8度、ドライサウナ(90℃)の0.5度、身体の芯の温度(深部体温)が上昇する。サウナに入ることで自律神経が整い、眠気につながるため、リラックスした状態で眠りにつくことが可能だ。

睡眠ホルモンを作る材料「セロトニン」の分泌を促進

サウナと水風呂に交互に入る「温冷交代浴」を行うことで、睡眠ホルモンを作る材料「セロトニン」の分泌が促進され、寝つきを良くする。

逆にこの「セロトニン」が不足することにより、「不眠」や「向上心の低下」などの症状が起きるとされており、これらは「セロトニン欠乏脳」と呼ぶ。

バスリエによればサウナ入浴後、2時間以内に布団に入ることで深い睡眠がとれるため、時間帯としては夜にサウナに入ることをおすすめしている。サウナに入ると血流改善・リラックス効果が得られ、2時間以内に入眠することで、睡眠の質改善につながる。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

お風呂メディア 「サウナが良い睡眠に繋がるってホント?快眠を導くサウナの入りかた」
https://www.bathlier.com/media/sauna/sauna_05/

バスリエ株式会社のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000234.000050030.html

執筆者/監修
Author

エムール睡眠・生活研究所

  • 【所長・主席研究員】神川 康子 富山大学 名誉教授 博士(学術)一般社団法人日本睡眠改善協議会理事。日本眠育協議会理事。富山県公安委員会委員。富山県社会福祉協議会理事。
  • 【所属有資格者】 日本睡眠改善協議会認定 上級睡眠改善インストラクター 1名/睡眠改善インストラクター 6名 日本睡眠教育機構認定 睡眠健康指導士上級 2名/睡眠健康指導士 11名
  • 【活動内容】 「続けられる具体的な睡眠改善」をテーマに、専門的な見地からのデータ収集と分析及びソリューション開発を目的として設立。 寝具や寝室環境に関する調査研究や睡眠教育など広く社会に役立つ研究開発と知識啓発を行っている。 詳細はこちら https://nemuri-kurashi.jp/activities/