クロス・マーケティングが「睡眠に関する調査(2023年)」を実施

2023年4月6日

エムール睡眠・生活研究所

睡眠時間の充足度、「足りている」が全体の51%に

株式会社クロス・マーケティングが3月1日に、全国47都道府県に居住する20歳から69歳の男女2,500人を対象として、「睡眠に関する調査(2023年)」を実施、その結果を3月23日に発表した。

同調査において、平日と休日を合わせた睡眠時間の充足度を調べたところ、「十分足りている」と回答した人が15%、「ほぼ足りている」が36%で、全体の51%が「足りている」と回答したことが分かった。年代別に見ると「足りている」の回答が最も多くなったのは、60代で61%という結果が得られている。

また、平日と休日を合わせた現実の睡眠時間は、「6時間くらい」という回答が最多の34%、「7時間くらい」が29%、「5時間くらい」が16%などと続いた。一方で理想の睡眠時間は「8時間くらい」が最多の38%、次いで「7時間くらい」が37%、「6時間くらい」が12%となった。

睡眠に関する悩みの1位は「いびき」

睡眠に関する悩みを聞くと、「いびき」との回答が24%で最も多く、「はぎしり」、「少しの物音や光ですぐに目が覚める」、「のどが渇く」、「手足・身体の冷え/手足のしびれ」が同率の14%という結果が得られた。

「悩み事が原因で眠れないことがあるか」と質問すると、「よくある」が全体の11%、「ときどきある」が29%、「ごく稀にある」が34%、「まったくない」が26%となった。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社クロス・マーケティング 調査レポート
https://www.cross-m.co.jp/report/life/20230323sleep/

株式会社クロス・マーケティングのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000409.000004729.html

執筆者/監修
Author

エムール睡眠・生活研究所

  • 【所長・主席研究員】神川 康子 富山大学 名誉教授 博士(学術)一般社団法人日本睡眠改善協議会理事。日本眠育協議会理事。富山県公安委員会委員。富山県社会福祉協議会理事。
  • 【所属有資格者】 日本睡眠改善協議会認定 上級睡眠改善インストラクター 1名/睡眠改善インストラクター 6名 日本睡眠教育機構認定 睡眠健康指導士上級 2名/睡眠健康指導士 11名
  • 【活動内容】 「続けられる具体的な睡眠改善」をテーマに、専門的な見地からのデータ収集と分析及びソリューション開発を目的として設立。 寝具や寝室環境に関する調査研究や睡眠教育など広く社会に役立つ研究開発と知識啓発を行っている。 詳細はこちら https://nemuri-kurashi.jp/activities/