リンナイが「疲労と睡眠に関する意識調査」を実施

2023年5月9日

エムール睡眠・生活研究所

睡眠不足と考えられる症状1位は「日中に眠気を催す」

リンナイ株式会社が4月15日から4月16日にかけて、20代から60代のフルタイム勤務の会社員1,000人を対象に、「疲労と睡眠に関する意識調査」を実施、その結果を4月28日に発表した。

同調査において『あなたは普段、睡眠不足を感じることがありますか。(単一回答)』と質問したところ、「よくある」が全体の28%、「ときどきある」が48%などとなり、『睡眠不足に関係すると考えられる症状』を聞くと、「日中に眠気を催す」という回答が最も多く45%になっていることが分かった。

また、『あなたは毎日6時間未満の睡眠でも負担を感じませんか。(単一回答)』との質問では、「いいえ」が全体の93%という結果が得られている。東京疲労・睡眠クリニック院長・医師・医学博士の梶本 修身氏は、週末の「寝だめ」で睡眠不足を改善させるには限界があり、平日においても睡眠時間をきっちりと確保することや、「日中に眠気を催さない」自分に適した睡眠時間を把握する必要性を訴えている。

「睡眠チェックリスト」で「睡眠の型」を判別

日々の睡眠の質をセルフチェックできる「睡眠チェックリスト」を、睡眠専門家である梶本 修身氏が作成。『あなたに当てはまる項目を全てチェックしてください(単一回答)』としたところ、「眠る直前までスマホを見ている」との回答が最も多く64%、「平日の睡眠は6時間未満」が50%、「夜中に目が覚める」が48%などと続いた。

また、年代別で「寝る直前までスマホを見ている」との回答が最も多くなったのが20代で79%、「ふとんに入って5分以内に眠れる」が60代で最も多く49%となっている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

リンナイ株式会社 プレスリリース
https://www.rinnai.co.jp/releases/2023/0428/

リンナイ株式会社のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000053.000015237.html

執筆者/監修
Author

エムール睡眠・生活研究所

  • 【所長・主席研究員】神川 康子 富山大学 名誉教授 博士(学術)一般社団法人日本睡眠改善協議会理事。日本眠育協議会理事。富山県公安委員会委員。富山県社会福祉協議会理事。
  • 【所属有資格者】 日本睡眠改善協議会認定 上級睡眠改善インストラクター 1名/睡眠改善インストラクター 6名 日本睡眠教育機構認定 睡眠健康指導士上級 2名/睡眠健康指導士 11名
  • 【活動内容】 「続けられる具体的な睡眠改善」をテーマに、専門的な見地からのデータ収集と分析及びソリューション開発を目的として設立。 寝具や寝室環境に関する調査研究や睡眠教育など広く社会に役立つ研究開発と知識啓発を行っている。 詳細はこちら https://nemuri-kurashi.jp/activities/