アサヒグループ食品が「睡眠に関する意識と実態調査」を実施

2023年5月26日

エムール睡眠・生活研究所

睡眠の満足度は2018年比で19.1ポイント増加

アサヒグループ食品株式会社が3月に、20代から50代の有職者男女800人を対象に「睡眠に関する意識と実態調査」を実施、その結果を5月16日に発表した。

同調査において『自身の睡眠に満足していますか?(単一回答)』と質問したところ、2018年の同調査・同質問における結果と比較して、「満足している」と回答が19.1ポイント増加し、35.4%になっていることが分かった。

また、『理想と現実の睡眠時間の差(数値回答)』も調べたところ、理想の平均値は「就寝時刻22時52分」、「起床時刻6時47分」、「睡眠時間7時間55分」で、理想の睡眠時間まで54分不足しているという結果が得られている。

働き方に違いで睡眠満足度は15.7ポイントも差が存在

『自身の睡眠に満足していますか?(単一回答)』の質問で、『週5日在宅勤務する人としない人の睡眠満足度の差』を調べると、在宅勤務しない人の睡眠満足度は32.6%で、週5日在宅勤務する人は48.3%となり、その差が15.7ポイントもあることが分かった。

また、『良い睡眠のために、どのような対策をしていますか?(複数回答)』と聞くと、「睡眠のためになにかしらの対策をしている」が68.4%となり、その対策として1位が「毎晩同じ時間に寝るようにする」、2位が「規則正しい食生活を心がける」、3位「運動する」となった。

(画像はプレスリリースより)
(調査結果の数値などはアサヒグループ食品株式会社調べ)

▼外部リンク

アサヒグループ食品株式会社 プレスリリース
https://www.asahi-gf.co.jp/company/newsrelease/

アサヒグループ食品株式会社のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000212.000059194.html

執筆者/監修
Author

エムール睡眠・生活研究所

  • 【所長・主席研究員】神川 康子 富山大学 名誉教授 博士(学術)一般社団法人日本睡眠改善協議会理事。日本眠育協議会理事。富山県公安委員会委員。富山県社会福祉協議会理事。
  • 【所属有資格者】 日本睡眠改善協議会認定 上級睡眠改善インストラクター 1名/睡眠改善インストラクター 6名 日本睡眠教育機構認定 睡眠健康指導士上級 2名/睡眠健康指導士 11名
  • 【活動内容】 「続けられる具体的な睡眠改善」をテーマに、専門的な見地からのデータ収集と分析及びソリューション開発を目的として設立。 寝具や寝室環境に関する調査研究や睡眠教育など広く社会に役立つ研究開発と知識啓発を行っている。 詳細はこちら https://nemuri-kurashi.jp/activities/