全薬工業株式会社が不眠・ストレスに関するインターネット調査を実施

2023年9月26日

エムール睡眠・生活研究所

不眠を実感しているにも関わらず、40%以上の人が対応策をとっても改善していない

全薬工業株式会社 (本社:東京都文京区 代表取締役社長 橋本弘一 以下、全薬工業)は、20~59歳の男女有職者842人(男性:424人、女性:418人)を対象に不眠・ストレスに関するインターネット調査を行った。

調査の結果から、70%のビジネスパーソンが不眠を実感しているにも関わらず、40%以上の人が対応策をとっても改善していないことが分かった。
また、理想の対策方法は「簡単に取り入れられる方法」と回答した人が最多となり、心身への影響や費用面より、利便性・手軽さを求めていることが伺えた。

ビジネスパーソンの約70%が「眠れない・寝付きが悪いと感じることがある」と回答


「日々の生活で眠れない、寝付きが悪いと感じることはありますか?」と伺ったところ、ビジネスパーソンの約70%が眠れない・寝付きが悪いと感じることがあると回答し、大いに感じると答えた人は2割となりった。

不眠に悩む約72%の人が日常生活に影響を感じていると回答

 

「不眠により日頃の生活に影響はありますか?」という問いに対して、不眠を感じる約72%の人が日常生活に影響を感じていると回答し、不眠は生活に影響を及ぼす大きな因子であることがわかった。

「具体的にどのような影響がありますか?」という問いに対しては、「疲れやすい」「眠気に襲われる」「集中力の低下」「イライラする」などが上位を占める結果に。

処方法をとっていない人は約30%に上る


続いて、「現在、眠れない・寝つきが悪いときに実施している対処方法はありますか?」と伺ったところ、90%以上のビジネスパーソンが「眠れない、寝付きが悪い」と感じたことがあるのに対し、対処方法をとっていない人は約30%もおり、対処方法がわからない人も一定数いることが判明。

また、行っている対処方法も「ベッドや布団に入って目を閉じる」が最も多く、簡易的なものしか行っていないことがわかった。

40%以上が「現在の対処方法で不眠は改善していない」と回答


「現在、実施している対処方法で不眠は改善されましたか?」と質問したところ、40%以上の人が「改善していない」と回答した。

半数近くが、理想の不眠対策として「簡単に取り入れられるもの」を選ぶ結果に


「不眠対策方法は、どのようなものが理想ですか?」と質問したところ、約半数近くの人が「簡単に取り入れられる方法」を選択し、最も多い割合を占めた。

調査に対し、慶應義塾大学病院漢方医学センターの堀場氏は、

「調査結果から、多くのビジネスパーソンが不眠を感じているにも関わらず、特に対処方法を取っていない、対処方法が分からない人が一定数いることが分かりました。睡眠不足が続くと、さらに大きな不調へつながることがあるので、日々の体調管理が大切です。」

とコメントした。

(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク

全薬工業株式会社
https://www.zenyaku.co.jp/

全薬工業株式会社のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000128159.html

執筆者/監修
Author

エムール睡眠・生活研究所

  • 【所長・主席研究員】神川 康子 富山大学 名誉教授 博士(学術)一般社団法人日本睡眠改善協議会理事。日本眠育協議会理事。富山県公安委員会委員。富山県社会福祉協議会理事。
  • 【所属有資格者】 日本睡眠改善協議会認定 上級睡眠改善インストラクター 1名/睡眠改善インストラクター 6名 日本睡眠教育機構認定 睡眠健康指導士上級 2名/睡眠健康指導士 11名
  • 【活動内容】 「続けられる具体的な睡眠改善」をテーマに、専門的な見地からのデータ収集と分析及びソリューション開発を目的として設立。 寝具や寝室環境に関する調査研究や睡眠教育など広く社会に役立つ研究開発と知識啓発を行っている。 詳細はこちら https://nemuri-kurashi.jp/activities/